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3月13日のWARUKO
「どっちが幸せ?」
WARUKOは元ノラ猫だけど、今は完璧な家猫です。太陽の光を浴びられるのはベランダだけ。
だからいつもこんなに綺麗で、ぷくぷくにお肉がついてて、怪我もしなけりゃ、病気にもならず、夏だって蚤もダニもつきません。

その昔……WARUKOmamaには、PINKYmamaだった時代があります。PINKYは、イトコのMOMOちゃんの娘で、WARUKOmamaがまだティーンエージャーだった頃……
(うわあい!そんな時代があったなんて…)
WARUKOmama……じゃない、PINKYmamaのウチに貰われて来たのです。PINKYは、ホントにちっちゃな猫でした。

今のWARUKOの体重の半分以下。なぜならPINKYは、飼い猫だけど、家と外を自由に出入りさせてたからWARUKOに比べてその運動量は、ハンパじゃなかったのです。とにかくヤンチャなオテンバ娘でした。

野良猫とタイマンはって、怪我して帰って来たり、ヤモリやスズメを捕まえちゃあ、家の中に連れて来て、あたいに逆らうとひでぇ目に遇うのさと自慢したり、無断外泊は当たり前で、ホントはピンクの肉球が真っ黒になってても、ホントは真っ白なお腹が灰色になってても、全然気にしない、今で言う汚ギャルちゃんだったのです。
でもそんな汚ギャルちゃんにも一つだけ絶対的拘りがありました。
それは……水です。水だけは、絶対に綺麗な水道の水しか飲まないのです。

PINKYは水が飲みたくなると、
いつも偉そうに流しに乗って、要求しました。

「水! 水だよ、水!」


PINKYmamaが蛇口をひねってやると、
まるで体育の授業の後の女子高生のように、蛇口から直接水を飲むのです。

しかも、必ず右手を蛇口にそえて。


そんでもって水を飲み終わると……

そんじゃ、あと、蛇口、締めとけよなと……

さっさと流しからおりて、また外に遊びに行っちゃうのです。PINKYはホントにわがままで自由奔放な娘でした。
そんなPINKYが十一才のときです。
病気になり、獣医さんからももう体力がありませんねと言われ、死期が近づいているというのに、PINKYはPINKYmamaの止める手を振り切って、外へ出掛けて行きました。

猫は、自分の死期を感じたら、一人でひっそり死に場所を探して死んで行くといいます。PINKYmamaは、きっとPINKYも、自分の死に場所を探しに行ってるのだと思って、ホントに胸が痛みました。でもあのとき、PINKYは死に場所を探しに行ってたんじゃなかったんです。PINKYmamaの家族を探しに行ってたんです。

当時、PINKYmamaの両親は仕事の関係で大阪に行っており、週末にしか帰って来ませんでした。そして両親が帰って来た週末、PINKYは一歩も外に出ず、両親が大阪へ帰らなければならない月曜日の朝……家族揃っての朝御飯のときに……逝きました。家族皆に看取られて……

とんでもない放蕩娘だったけど、やっぱりPINKYは家族だったのです。PINKYの人生は、とっても自由で、やりたい放題で、好き勝手で、だからPINKYは本当に幸せだったと思います。

PINKYには、WARUKOみたいに、バッタモンねこじゃらしで大喜びするなんて、考えられないことでしょう。

でもWARUKOは外の世界をもう全然覚えてないから……バッタモンねこじゃらしで充分楽しんでくれるのです。

きっと、WARUKOは、家の中だけでぷくぷくのまま、PINKYの二倍は長生きできることでしょう。だからWARUKOmamaはWARUKOを世界一幸せなにゃんこにしてるつもりなんです。

でも、ホントのとこ、PINKYとWARUKO、どっちがホントに幸せなのかわかりません。人間でもそうだよね。破天荒な人生……順風満帆な人生……色々あるけど……好きなことやって死ねりゃ本望って、ホント?好きなこともできないで、生きてるなんて虚しい?人それぞれって言っちゃえばそれはそうなんだけど……「正解」なんか、どこにもないけど……

でもWARUKOmamaは、やっぱり長生きしたいなぁ。大好きな家族、友達がいる限り。だからやっぱりWARUKOmamaは、WARUKOのことは、PINKYみたいにしません。いつまでもいつまでも一緒にいたいから。


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