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11月9日のWARUKO
「夢」

  その日、WARUKOmamaとWARUKOpapaは、WARUKO1号を連れて、生まれて初めてキックボクシングを観戦しに、格闘技の聖地、後楽園ホールに来ていました。プロレス観戦でしょっちゅう来てる場所だけど、やっぱりプロレスのときとは雰囲気が違います。

パンフレットを見てみると、キックボクサー達の肉体は、鍛え抜かれ、絞り込まれていて、まるで彫刻刀で彫られたが如き、しなやかな筋肉美! 強けりゃ脂肪もオッケーのプロレスラーの肉体とは全然違います。そして選手の年齢の殆どが二十代という若さ! これまた、三十代後半から円熟の域に達するプロレスラーとは全然違います。

でもね! その若き選手達の中に、何と三十四才にしてデビュー戦という選手がいたんです!対戦相手は二十一才の若者でした。WARUKOmama達は勿論、三十四才デビュー君を応援。でも残念ながら、デビュー戦を白星で飾ることはできず、彼は悔し涙を流していました。「絶対にプロになる」という夢を持ち、その夢に向かって、走り続けて来たであろう彼……きっと彼は、「絶対に次は勝つ!」という新たな目標を持ち、いつかチャンピオンになると言う夢に向かって頑張り続けるんだろうなぁと思うと、WARUKOmamaは胸が熱くなりました。だって、三十を超えて、そんな夢を持てるなんて、すごいことだと思うから……
WARUKOmamaが彼に感動していた頃、家でお留守番のWARUKOはと言えば……


お座布団の上で、「夢」を見ていました。
それは……

お外で泥だらけになって、壁に落書きしている夢。
だって今や完璧なる家猫WARUKOは……

家の外と言えば、ベランダにしか出して貰えず、泥んこ遊びなんか夢のまた夢なんです。
ごめんね、WARUKO。WARUKOから夢を奪ったのはWARUKOmamaです。だけどね、WARUKOmamaは守りたいんだよ。今のWARUKOの幸せを。だから危険が一杯のお外には出してあげられないんだよ。

でもWARUKOは既に知っていました。家猫になったときから、叶う夢と叶わない夢があることを……
だからWARUKOは叶わない夢を、「夢」で見るんです。夢で見るだけなら、WARUKOmamaの言うように、今の幸せは壊れにゃいもん。

一方、WARUKOmamaも、三十四才デビュー君のおかげで、「夢」について考えさせられていました。
いつ頃だろう……WARUKOmamaが叶う夢と叶わない夢があることに気づいたのは……そしていつ頃からだろう……夢を見ることをしなくなったのは……
いつの頃からか、もう自分の未来、将来が、ある程度見えるようになっちゃって、「明日、何が起こるかわからないじゃん!」の「何」は、ワクワクするようなイイコトなんかじゃなく、事故とか病気とか怪我とか、そんなマイナスのことばっかり想像するようになってる……イイコト期待して裏切られるより、ヤナコト想像してそれが現実じゃないことにホッとした方が、つらくないからね……今のままで充分だと思うと、新しい夢を見ることよりも、「守り」に入ることしかできなくなっちゃった……やっぱりもう、人生の真ん中あたりまで来ちゃってるからかな……
そんなちょっとブルー入っちゃったWARUKOmamaは、何と同じ日に、四十を超えてなお、夢を追いかけている人にまで遭遇しちゃったんです。

その人はここにいました。東京は水道橋にある「ファイティングカフェ・コロッセオ」。サンドバッグがこのお店の看板なんです。ここは、格闘技好きが集うお店。

そこにはアントニオ猪木さんの手形や……

K−1を世界中に広めた、
あの石井和義氏直筆の巨大看板……

更に「ゴッド・ハンド」の異名を持つ極真空手の創始者、大山倍達総裁の手形とサイン……

それからプロレスラーのマスクに……

プロボクサーのサイン入りグローブなんかがディスプレイされていて、店内の大きなスクリーンにはいつも格闘技の映像が流れているんです。

そして、突如、あのアントニオ猪木さんが「1、2、3、ダーッ!」と登場!

にゃんて、ンなワケないよね。猪木さんのマスクを被っていたのは、元キックボクサーで、K−1のジャッジも務める、このお店のオーナー、大森さん。四十を超えての夢追い人とは、彼のことなんです。彼にとって、このお店は「オレの大好き、大集合」なんだそうです。「お酒」と「アジアンフード」と「格闘技」。

「この店のフランチャイズが夢。いろんなトコに、ファイティングカフェ・コロッセオを作りたい。その為に今、本拠地であるここで、お客さんに喜んで貰えるように頑張ってる」
大森さんは、こんなくちゃくちゃ笑顔で、自分の夢を語ってくれました。

実はその翌日、WARUKOmama達はプロレス観戦で武道館に行ったんだけど、何と大森さん、武道館の表で、オーナー自らお店のドリンク一杯無料券を配っていたんです。夢に向かって、草の根活動。
いくつになっても、夢を持って、それに向かって頑張る人って、素敵ですよね……
WARUKOmamaはその日、夢のない自分が情けなくなりました。

「だったらWARUKOmamaも夢を持てばいいにゃん」
家に帰って来たWARUKOmamaに、WARUKOが言いました。
でもなぁ……WARUKOmamaはもう夢の見方も忘れちゃってるよ……叶わない夢見る虚しさ、わかっちゃってるしなぁ……

「そんな風に考えちゃダメだにゃん! 夢見ることは楽しいことだにゃん! 叶ったら嬉しいにゃあって思えること、考えるだけでも楽しいにゃん!」
そうかぁ……そうだよね。じゃぁ、WARUKOmamaの夢は……どうしようかな……えっと……
あ、そうだ!
大好きなプロレスラーにヘッドロックかけて貰うこと!

「さ、遊んで来ようっと!」
WARUKOはWARUKOmamaの夢を聞いた途端、どっか行っちゃいました。WARUKOmamaのあまりにもおばかな夢に、WARUKOは呆れてしまったのです。
でもね、でもね、でもね!
このWARUKOmamaのおばかな筈の夢が!

かかか、叶っちゃったんですぅ!
WARUKOmamaにヘッドロックかけてるのは、プロレスラー、橋本真也選手だぁ!
なぜにWARUKOmamaの夢が叶ったのかは、次回の日記でご報告しますね!
いやぁ、夢って見てみるもんだにゃあ!叶うこともあるんだにゃあ!
皆さん、やっぱり、夢は見なきゃダメですよ、絶対!人生に夢がないなんて、あり得な〜い!(突然力説のWARUKOmama)

(※ 橋本選手から、このサイトへの写真掲載の許可はとってあります。橋本選手、本当にありがとうございました! m(._.)m & (#^.^#))  
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